さつまいもの自然な甘さと、ツナのうま味、みそのコクが楽しめる「さつまいもグラタン」。テレビ番組で紹介されて話題になったこのメニューは、ホワイトソースを作らず、小麦粉も使わないのが大きな特徴です。
調理の中心は、さつまいもをやわらかくして具材と混ぜ、チーズをのせて焼くだけ。炊飯器または電子レンジを使えば、フライパンを出さずに作れます。夕食のおかずはもちろん、休日のランチや子どもと一緒に作る料理にもぴったりです。
ヒルナンデスで話題になったさつまいもグラタンとは?
このさつまいもグラタンは、さつまいもを器として使う、見た目にも楽しい料理です。縦半分に切ったさつまいもの中身をくり抜き、ツナ、マヨネーズ、みそ、こしょうを混ぜたフィリングを詰めます。仕上げにピザ用チーズをのせ、トースターで焼き色をつければ完成です。
一般的なグラタンのように、バターや牛乳、小麦粉でソースを作る必要はありません。さつまいものホクホクした食感を残しながら、マヨネーズのまろやかさとみその塩気が加わり、満足感のある味に仕上がります。
このレシピのうれしいポイント
- ホワイトソースを作らないため、調理工程が少ない
- フライパンを使わず、洗い物を減らせる
- さつまいもの皮を器にするので、盛り付けが華やか
- ツナとチーズでうま味が増し、味付けが決まりやすい
- 電子レンジを使えば、下ごしらえを短時間で行える
さつまいもグラタンの材料
材料は、さつまいも1本分が目安です。大きめのさつまいもを使う場合は、フィリングの量を少し増やすと、くり抜いた部分に詰めやすくなります。
- さつまいも……1本
- 水……100ml
- ツナ缶……1缶
- マヨネーズ……大さじ1
- みそ……大さじ1/2
- こしょう……少々
- ピザ用チーズ……大さじ4
- トッピング用チーズ……適量
さつまいもは、しっとりとした食感になりやすい「べにはるか」がおすすめです。ただし、手元にあるさつまいもでも問題ありません。品種によって甘さや水分量が異なるため、混ぜるときのかたさを見ながら調整してください。
さつまいもグラタンの簡単な作り方
1. さつまいもをやわらかくする
まず、さつまいもを水でよく洗います。皮を器として使うため、表面の土や汚れを落としておきましょう。水100mlと一緒に炊飯器へ入れ、通常の炊飯ボタンを押します。
炊飯器の機種やさつまいもの大きさによって、加熱時間や仕上がりは変わります。竹串を刺して、中心までスッと通れば次の工程へ進みます。かたい場合は、追加で加熱してください。
2. 電子レンジで加熱する場合
電子レンジを使う場合は、洗ったさつまいもを濡れたキッチンペーパーで包み、その上からラップで包みます。まず600Wで1分30秒加熱し、その後200Wで8分加熱します。
低いワット数でじっくり加熱することで、中心まで火が通りやすくなります。電子レンジから取り出すときは、ラップや蒸気が熱くなっているため、やけどに注意してください。加熱後は竹串や箸でかたさを確認しましょう。
3. さつまいもの中身をくり抜く
さつまいもを縦半分に切ります。熱いままだと扱いにくいため、少し冷ましてから作業すると安全です。スプーンで中心部分をくり抜きますが、皮の近くまで削りすぎないようにしてください。
皮の厚みを5mm前後残すと、器として形を保ちやすくなります。くり抜いたさつまいもは、あとでツナなどと混ぜるため、ボウルまたは厚手のポリ袋に入れます。
4. フィリングを作る
くり抜いたさつまいもに、油を切ったツナ缶、マヨネーズ大さじ1、みそ大さじ1/2、こしょう少々を加えます。さつまいもの塊をつぶしながら、全体がなめらかになるまで混ぜ合わせます。
ポリ袋を使う場合は、袋の上から手でもむように混ぜると洗い物を減らせます。さつまいもの形を少し残せばホクホク感が楽しめ、しっかりつぶせばクリーミーな口当たりになります。
フィリングがかたいときは、マヨネーズを小さじ1程度追加してください。反対に、やわらかすぎる場合は、くり抜いたさつまいもを少し加えると調整できます。
5. 皮の器に詰めて焼く
ポリ袋の端を少し切り、絞り袋のようにしてフィリングをさつまいもの皮へ詰めます。もちろん、スプーンですくって詰めても構いません。表面を軽く平らにならし、ピザ用チーズ大さじ4とトッピング用チーズをのせます。
トースターに入れ、チーズに焼き色がつくまで約3分焼きます。トースターの火力によって焼き時間は変わるため、2分を過ぎたあたりから表面を確認しましょう。チーズが溶けて、ところどころに香ばしい焼き色がつけば完成です。
おいしく仕上げるコツとアレンジ
ツナ缶は油をしっかり切る
ツナ缶の油が多く残っていると、フィリングが水っぽくなることがあります。缶のふたを軽く押し当てるようにして、余分な油を切ってから加えましょう。水煮タイプを使う場合は、水分をよく切ると味がぼやけにくくなります。
みその量は好みで調整する
みそ大さじ1/2で、さつまいもの甘さが引き締まります。甘めの味が好きな場合は分量を守り、コクを強くしたい場合は小さじ1程度追加してもよいでしょう。ただし、チーズやツナにも塩気があるため、一度混ぜてから味を確認するのがおすすめです。
具材を加えてボリュームアップ
冷蔵庫にある食材を加えると、さまざまなアレンジができます。例えば、みじん切りにした玉ねぎ、コーン、ゆで卵、細かく切ったブロッコリーなどがよく合います。ベーコンやウインナーを加えると、肉のうま味が増して食べ応えもアップします。
野菜を加える場合は、あらかじめ電子レンジで加熱しておくと、焼き時間を短縮できます。1人分として仕上げたい場合は、さつまいもを小さめのものにし、フィリングの量を半分程度にすると作りやすいでしょう。
さつまいもグラタンのよくある質問
炊飯器と電子レンジ、どちらがおすすめですか?
しっとりやわらかく仕上げたい場合は炊飯器、短時間で作りたい場合は電子レンジが便利です。炊飯器は加熱に時間がかかることがありますが、ほったらかしにしやすい点がメリットです。電子レンジは手軽な一方、さつまいもの太さによって加熱ムラが出る場合があります。
トースターがない場合はどうすればよいですか?
オーブンレンジのトースト機能や、オーブン機能でも焼けます。目安として、200℃前後に予熱し、チーズが溶けて焼き色がつくまで加熱してください。機種によって火力が違うため、表面の状態を見ながら調整しましょう。
作り置きできますか?
フィリングを作った状態で冷蔵保存し、食べる直前に皮へ詰めて焼く方法がおすすめです。保存する場合は清潔な容器に入れ、冷蔵庫で保管してください。食べる際は中心まで十分に温め、長時間室温に置かないようにしましょう。
さつまいもの皮も食べられますか?
よく洗って加熱したさつまいもの皮は、そのまま食べられます。皮を器にすることで、料理の見た目も整いやすくなります。ただし、皮がかたい場合や気になる場合は、無理に食べず中身だけ楽しんでも構いません。
まとめ
ヒルナンデスで紹介されて話題になったさつまいもグラタンは、さつまいも、ツナ、マヨネーズ、みそ、チーズがあれば作れる簡単メニューです。ホワイトソースを使わず、炊飯器または電子レンジでさつまいもをやわらかくするため、料理初心者でも挑戦しやすいでしょう。
ポイントは、さつまいもの皮を破らないように中身をくり抜くこと、ツナの油を切ること、そしてチーズに香ばしい焼き色をつけることです。甘いさつまいもと塩気のある具材がよく合い、子どもから大人まで楽しみやすい味に仕上がります。
肌寒い日の夕食や、いつものさつまいも料理に変化をつけたいときに、ぜひ試してみてください。
