白菜をたっぷり使った、クリーミーで食べやすいグラタンを作ってみませんか。Nスタで紹介された料理研究家リュウジさんのレシピは、白菜をフライパンで炒めながらソースまで仕上げるため、鍋をいくつも使わずに作れるのが魅力です。
白菜は鍋料理や漬物に使うイメージが強い野菜ですが、バターや牛乳、チーズとも相性がよく、洋風メニューにも活用できます。白菜の水分と甘みがホワイトソースになじみ、ベーコンのうま味と白だしの風味が重なって、やさしい味わいに仕上がります。
この記事では、白菜グラタンの材料、詳しい作り方、失敗しにくいコツ、具材のアレンジ方法まで紹介します。白菜が冷蔵庫に余っているときや、いつもと違う食べ方を試したいときにもぴったりです。
リュウジ流・白菜グラタンの基礎知識
白菜グラタンはどんな料理?
この白菜グラタンは、白菜とベーコンをバターで炒め、そこへ小麦粉と牛乳を加えてソースを作る料理です。別の鍋でホワイトソースを作る一般的な方法とは違い、白菜を炒めたフライパンの中でソースを完成させます。
味付けのポイントは、洋風料理に白だしを合わせることです。白だしのうま味と塩味が加わることで、コンソメとは少し違う、和風のまろやかなグラタンになります。白菜の甘みも引き立つため、子どもから大人まで食べやすい味わいです。
調理時間と分量の目安
分量は2人分が目安です。白菜の大きさや水分量によって仕上がりが変わるため、牛乳は一度にすべて加えず、状態を見ながら調整すると作りやすくなります。調理時間は、白菜を切る時間を含めて約25分です。
| 材料 | 分量の目安 |
|---|---|
| 白菜 | 約300g |
| ベーコン | 40g |
| バター | 10g |
| 小麦粉 | 大さじ1 |
| 牛乳 | 250ml |
| 白だし | 大さじ1 |
| 塩・こしょう | 少々 |
| ピザ用チーズ | 40~60g |
ベーコンの塩気や白だしの濃さには違いがあるため、塩は最初から入れすぎないようにしましょう。仕上げ前に味見をして、必要なら少量ずつ加えるのがおすすめです。
白菜グラタンの詳しい作り方
1. 白菜とベーコンを切る
白菜は洗って水気を切り、芯と葉を分けるように食べやすい大きさに切ります。芯は火が通りにくいため、幅1~2cmほどの細切りにすると加熱しやすくなります。葉は3~4cm幅のざく切りで問題ありません。
ベーコンは1~2cm幅に切ります。厚切りベーコンを使う場合は、少し小さめに切ると白菜と一緒に食べやすくなります。
2. バターで白菜とベーコンを炒める
フライパンにバターを入れ、中火で溶かします。まず白菜の芯とベーコンを入れて炒め、芯が少ししんなりしてきたら葉を加えます。
白菜から水分が出るため、炒め始めはフライパンがいっぱいに見えても、数分でかさが減ります。目安は5~7分です。白菜が透き通り、芯が箸で軽くつぶせるくらいになれば次の工程へ進みます。
3. 塩こしょうと白だしで味付けする
白菜がしんなりしたら、塩こしょうと白だしを加えます。白だしは商品によって濃さが異なるので、まず大さじ1弱を入れて味を見てもよいでしょう。
この段階で白菜に下味を付けておくと、ホワイトソースと合わせたときに味がぼやけにくくなります。こしょうをやや多めにすると、バターとベーコンの風味が引き締まります。
4. 小麦粉を加えてなじませる
火を弱め、白菜とベーコンに小麦粉を振り入れます。粉が一か所に固まらないよう、全体に広げながら混ぜてください。
小麦粉を加えたら、粉っぽさがなくなるまで1分ほど炒めます。このひと手間で、牛乳を加えたときにソースがなめらかになりやすくなります。小麦粉が残っていると、仕上がりに粉っぽさが出ることがあります。
5. 牛乳を少しずつ加える
牛乳は一度に全量入れず、3~4回に分けて加えます。牛乳を少量加えたら、木べらやヘラでフライパンの底をこするように混ぜ、なじんでから次の牛乳を加えます。
最初はもったりした状態になりますが、牛乳を加えるたびにゆるくなっていきます。中火から弱火で混ぜながら加熱し、ふつふつとしてソースにとろみが付いたら火を止めます。目安は3~5分です。
6. チーズをのせて焼く
耐熱皿にフライパンの中身を移し、ピザ用チーズを全体に広げます。オーブントースターで表面に焼き色が付くまで加熱します。機種によって差がありますが、1000Wなら7~10分ほどが目安です。
すでに具材には火が通っているため、焼く目的はチーズを溶かし、表面を香ばしくすることです。焼き色が付きすぎそうな場合は、途中でアルミホイルをかぶせてください。
おいしく仕上げるためのコツ
白菜の水分を味方にする
白菜は加熱すると多くの水分が出ます。この水分を無理に捨てるのではなく、牛乳や小麦粉と合わせてソースにするのがポイントです。ただし、洗った白菜の水気が多いとソースがゆるくなりやすいため、切ったあとにキッチンペーパーで軽く水分を取ると安心です。
芯と葉を時間差で炒める
白菜の芯と葉を同時に入れると、葉だけが柔らかくなり、芯に火が通るまで時間がかかることがあります。芯を先に2分ほど炒めてから葉を加えると、全体の食感がそろいやすくなります。
牛乳を加えるときは火を強くしすぎない
牛乳を加えたあとに強火にすると、底が焦げたり、ソースが急に固まったりする場合があります。弱めの中火でゆっくり混ぜると、なめらかな仕上がりになります。とろみが強すぎるときは、牛乳を大さじ1~2杯ずつ足して調整してください。
焼く前に味を確認する
チーズをのせて焼くと、チーズの塩気も加わります。焼く前のソースを少し味見し、「少し薄いかな」と感じる程度にしておくと、完成時にちょうどよくなりやすいです。
白菜グラタンのアレンジ方法
基本のレシピに具材を加えると、さらにボリュームのある一皿になります。たとえば、しめじやエリンギなどのきのこを約80g加えると、食感とうま味が増します。きのこは白菜と一緒に炒め、水分を飛ばしてから小麦粉を加えてください。
ごはんを加えれば、ドリア風のメニューになります。耐熱皿に温かいごはんを広げ、その上から白菜ソースをかけてチーズをのせます。ごはんの量は1人分あたり120~150gが目安です。
鶏肉を使う場合は、薄切りにした鶏もも肉をベーコンの代わりに使えます。鶏肉は中心までしっかり火を通してから、白菜と合わせてください。ウインナーやツナを使う場合は、塩分が増えやすいため、白だしの量を少し控えると調整しやすくなります。
よくある質問
白菜グラタンが水っぽくなったときはどうすればよいですか?
ソースを耐熱皿に移す前に、フライパンで数分加熱して水分を飛ばしてください。それでもゆるい場合は、小麦粉を直接追加するのではなく、少量の牛乳で溶いた小麦粉を加え、弱火で混ぜながら加熱します。
小麦粉がダマになってしまう原因は何ですか?
小麦粉を加えたあとに十分なじませなかったり、牛乳を一度に加えたりするとダマになりやすくなります。小麦粉は全体に振り入れ、粉っぽさが消えてから牛乳を少しずつ加えることが大切です。
オーブントースターがない場合は作れますか?
作れます。ソースをフライパンでしっかり温め、チーズを加えてふたをし、弱火でチーズが溶けるまで加熱してください。表面の焼き色は付きにくいものの、チーズが溶ければおいしく食べられます。魚焼きグリルを使う場合は、焦げやすいため短時間で様子を見ながら焼きましょう。
作り置きや保存はできますか?
焼く前の状態で冷蔵庫に入れる場合は、粗熱を取ってからラップをかけ、なるべく早めに加熱してください。食べるときは中心まで十分に温めます。冷凍する場合は、1食分ずつ小分けにすると便利ですが、白菜から水分が出て食感が変わることがあります。
白菜の大量消費にも向いていますか?
はい。白菜は加熱するとかさが減るため、約300g使っても食べやすい量になります。白菜が半玉近くある場合は、材料を単純に倍量にするのではなく、フライパンの大きさを確認しながら数回に分けて作ると、均一に火が通ります。
まとめ
Nスタで紹介されたリュウジさん流の白菜グラタンは、白菜とベーコンをバターで炒め、小麦粉と牛乳を加えてフライパンでホワイトソースまで作る手軽なレシピです。白だしを使うことで、白菜の甘みを生かした和風の味わいに仕上がります。
おいしく作るポイントは、白菜の芯と葉を時間差で炒めること、小麦粉をしっかりなじませること、牛乳を少しずつ加えることの3つです。チーズをのせて焼けば、見た目にも食欲をそそる一皿になります。
きのこ、ごはん、鶏肉などを加えれば、冷蔵庫にある食材に合わせてアレンジできます。白菜が余っているときはもちろん、寒い日に温かい料理を楽しみたいときにも、ぜひ試してみてください。
